自分アポイントを取って今日は朝からスタバで朝活。
私がものすごく気になって気になってしまうのが
「数字の並び」
メニュー表に載っている、価格帯の金額が気になってしまうのです。
スタバに見る。価格設定の巧みさ。
ドリップコーヒーをよく飲みます。
先日もしれっと価格アップ。
今の価格を見ると以下に。
ドリップコーヒー(税抜)
Tall 330円
Short 290円
Grande 370円
Venti 410円
となっています。(実際の表記順に記載)
この価格は税抜き。
ここに税込価格を表記すると
ドリップコーヒー(税込)
Tall 330円 → 356円
Short 290円 → 313円
Grande 370円 → 399円
Venti 410円 → 442円
という表記に。
あ、うまい。そして絶妙な価格設定と思うわけです。
数字で伝えるメッセージ。値決めで決まる。
税抜、税込表記というのは
数字のトリックや惑わすには都合のいい表記だと思っています。
消費者からすると
「安い」と思ったら
会計時に税込価格をみて「あっここまでいくんだ。思ったより高い。」とか
心の中で何度か呟いたことがあると思います。
スタバの場合は、
売りたいゾーンを明確にしていて
しかも290円(税抜)~ 399円(税込)の幅を設定。
リピート客向けの価格設定というのが絶妙。
400円台に繰り上がっていないんです。
何度も通ってくれる人はコストがかさみます。
それを絶妙に感じさせない
価格帯というのが
成長している企業の強さ何だと思います。
徹底して客層の心理を理解する。
私自身、商品・サービスを選択した時に
「また選択させられている…」
「この人、めっちゃ心理学学んでいるな」
「うまい、自分がやるときはこれ真似てみよう。」
と心の中で思い、悔しさと身近にある学びをかみしめています。
以前車を買った時の選択させられている感は
ものすごく違和感を感じて、儲けている企業の心理的ロジックはすざましいと感じたものです。
(高確率でこのパッケージを選択するようにデザインされており、工場での生産効率から利益率までを徹底的に作られたメニュー表。すごいと何度も心の中で呟いてました)
相手のことを徹底的に調べ研究している人からは
多くの学びを得られます。
表と裏の戦略。
それを表裏一体で捉えることが
深い理解と自分の商品・サービスを広げれるきっかけになる
コアなスキルになる。そう感じます。
いま目の前のリアル店舗やコミュニティ運営が
なぜうまくいっていて、なぜうまくいってないのか
日頃見る数字から
自分だったらどうするのか
他業種からも学ぶことは多いです。
街に出ていろんな数字を探してみてください。
編集後記
昨日は日立のキーマンたちとの飲み会。
視座の高い人たちとの会話は刺激になります。
そして、ちょっと相談してもそっと背中を押してくれる人たち。
ほんと皆さんに支えながら生きているなと実感しています。
今日は朝から都内へ。
秋田出身者の飲み会に参加します。(昼から飲んでます)
今年はどんな形であれ、秋田の仕事を作るのが目標。
良い出会いを期待しながら楽しんできます!
菅原広豊