先日学生さんと会話をしている時に
「なぜ、いまの職業についたんですか?」
そんな質問をもらいました。
どうだったっけ?振り返りとその選択をしてどうなったかについて書きます。
一番やりたくないもの。それは「〇〇」
就活。という言葉。
じつは大学4年生の5月まで知りませんでした。笑
ラグビー部の同期がやけにスーツ来てどっか行って、練習休むなー。と思っていたら。それが就活というもので、聞いた時に「まずい…知らなかった。」
完全に出遅れ。
ヤフーのウェブメールを初めて取得。リクナビに登録します。
大手企業の募集はほとんど終了。
社会人ではラグビーを継続するつもりはなかったので自力で探さないといけません。
何か変な汗が出たのを覚えています。
まずは自分自身の整理から
検索すると数万件の求人。業界や地域などカテゴリーを狭めていかないと時間とお金ばかりかかる。
「まず自分は何がしたいのか?」
漠然とした問いの中、ノートを取り出し「やりたいこと」「やりたくないこと」に分け、書き出します。
やりたいことはたくさんかけました。
しかし
やりたくないこと。
「営業」
という2文字が書かれていました。
なぜやりたくないかというと、人と接点を持ちたくないから。
当時の趣味がドラクエのレベル上げだった私には刺激が高すぎる職業だったのです。
でも
結果として「営業」を選択することになります。
挑戦したことは無駄にならない
なぜ「営業」を選択したのか。
やりたくないことをいま若いうちに経験してできるようになってしまえば
その後の人生は「やりたいこと」しか残らない。
という仮説。
いま思い返すと自分を変えたかったんだと思います。
今のままでは予想できる範囲でしかない人生
それを
自分が苦手なことにチャレンジすることで
一気に変わるのではないか。
結果、自分の知らない能力や強み、逆にやっぱりできないことがあぶり出されます。
挑戦すると、就活時に自分のやりたいことを絞り込んだように
自分ができることがあぶり出される。
また挑戦してきたプロセスには
当時は予測できなかった意図しない副産物ができています。
あぶり出されたできること×意図していなかった副産物
が挑戦した人だけが手にできるものです。
学生さんたちにこのエピソードを共有しました。
いい選択につながることを祈ります。
編集後記
昨日は勝田で会食。
友人からこの人を紹介したいと言われ場ができました。
信頼している方からの「つなぐご縁」はありがたいです。
そしてかなりの相性の良さ。
今回もいい時間を共有できました。
三人での会食でしたが、茨城の人、沖縄の人、秋田の人が茨城について話す場。
いい出会いでした。
今年も人に関する「運」は健在ですね。
明日は整理整頓DAY。整えます!
菅原広豊