プロセスがファンを引き寄せる

▼プロセスの可視化と体験化

先日結い市で体験した「活版印刷で作るオリジナル名刺作りワークショップ」。

コキンのテキンさんが主催。
その場でレイアウトとスタンプ、文字を選択。職人さんが型枠を作ってくれます。

その後、インクがしっかり印字されるか、位置取りがされているか、職人が型枠を調整してくれます。

調整完了したら、自分でレバーを引いてガッチャン!オリジナル名刺の出来上がりです。

周りをみると一番人で賑わっていた体験コンテンツでした。

そこで感じたことは、

プロセスの可視化とそのプロセスを体験できることでファンを引き寄せるということ。

コト売りというのが主流でよく聞きますが、改めて考えてみました。

今回のワークショップで、何が魅力だったかというと3つあります。

完成前のプロセスが見える
職人(作り手)のもう一手間が見える
作り手と使い手で対話ができる

詳しく説明すると

完成前のプロセスを可視化することにより、全体像が見え、どんな手順でどんな作業があるのかがわかる。それに付随して、作業の合間に職人のもう一手間(エッセンス)が見えることにより作業の重要性やプロダクトができるまでの勘所を感じることができる。そして、その作り手に直接話を聞くことで、プロダクトができるまでの背景を知ることができ深く興味を抱くきっかけとなる。

一緒にいた友人はこれでファンになり、自分の名刺を発注しようと連絡先を交換していました。

このように接点がなかった人たちと交流が生まれファンに変わり、その人の周りや事業になくてはならない人たちの集合体に変化して行きます。

▼価値観のシフト

いまは安く早く簡単にインターネットで依頼できる印刷サービスもありますが、今回のような紙の素材からこだわっていて、ハンドメイドで自分の作品ができていく様が見えるのは魅力的でした。

「早く安く簡単に」

ではなく

「ゆっくりでも高くても時間がかかっても」

自分が大事にしていること、ワクワクすること、集中できることに

価値観がシフトしているなと改めて感じました。

場ができているところを観察することで、自分の仕事や事業に関わるヒントは山ほど。

以前紹介した「コミュニケーションの入り口をつくる」このワークショップもその入り口の工夫の一つです。

鹿嶋合宿の宿泊施設で見つけた帽子。 施設オーナーがサッカーの大ファンで、今年開催されたサッカーロシアW杯で持参したもの。 「...

今回の活版印刷での名刺のワークショップはほんとやられました。メロメロです。

そして、使う道具ひとつにしても、自分自身もどんなことにこだわって、どんな価値観を表現したいのかというメッセージにもなるなと。

身に付けるもの一つ一つからしっかりと自分で意味付けしながら選んで行きたいですね。

▼編集後記

最近時間の使い方、配分について考えることが多くなってきました。

やるタスクを眺めるのではなく、やらないことをしっかり決めて、やることだけにフォーカスする。

ぼーっとしてたらあっという間に1日は過ぎてしまいます。

でもどうせ過ぎるなら「好き」なもので埋め尽くされて過ごして行きたいですね。

今日も夜からウェブで企画会議が続きます。

ちゃんと自分の好きを交えながら作り上げていければなと思います。

菅原広豊

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